函館も降りましたね〜雪。だけど今年は本当にほんの少し。これから、どうなるんでしょう。

 

あ!そうでした。

大福の大阪屋 大坂優子、今年初めてのブログです。もう11日でした、きゃ〜!

今年もよろしくお願い致します。

11日ということは、もう鏡開きの日ですね。

ですから、白いお餅のことを書こうと思います。

 



白いお餅って、大昔から神聖なものなんです。
現在でも、紅白の大福ってお祝いに使いますよね?

紅白大福(箱入り) 一箱450円 お祝いなどに是非お使い下さい。

お餅は丸くて平らの形のものが多いです。
なんでなんでしょうか?
それは人間間の円満を表わしていて、なおかつ望みをかなえるために「望月(満月)」になぞらえたといわれています。



今日、開くことになる鏡餅。

鏡餅という名前は丸いお餅が、三種の神器「鏡、玉、剣」の(円)鏡に似ていることからきているようです。

ちなみに鏡餅の習慣は飛鳥時代には、既にあった、とも言われています。

とってもありがたくなるお話ばかりです、お餅にまつわるモノって。


さらに、お餅にまつわるお話を。


「お餅は稲の精霊だ」という考え方があります。
それは「風土記」(713年)という当時の国ごとの土地の様子や伝説、産物のことを書いてある文献に、そういったことの記載があるからです。風土記のなかの「豊後国風土記」のなかに「豊国」という地名の由来を語るところがあり、それは次のような話なんです。

 ”夜明けころ、北のほうから白い鳥が飛んできて餅になった。
 しばらくすると、そのお餅はサトイモ数千株に変わった。
 そして、それは冬だというのに青あおと茂った。
 それで、サトイモのことを「豊草」と言うようになり、
 地名を「豊国」とした。“

そして、この「豊後国風土記」には、次のような話も載っています。

こちらのお話は戒めのようなお話。 

 ”たいへん肥えている土地があった。
 その土地の稲は捨てておけるほど豊かに実った。
 そこで、おごりたかぶった人達は、
 お餅を弓矢の的に使った。
 すると、お餅はたちまち白い鳥になって
 南へ飛び去った。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
 そしてその年のうちに農民は死に絶え、
 水田は荒れ果ててしまった。“

こういったお話のなかの「白い鳥」を学者さん達は「稲の精霊」と考えているんだそうです。

お餅に限らず、食べるものは大切にしたいですし、それを伝え続けていきたいですよね。

 

・・・・・

実はここまでは、以前書いたブログ記事に、少々手を加えただけです。

これを書いた時は、ただ単に、上のような知識を書き連ねただけだったような気がします。

 

ワタクシは、お餅屋さんに勤めたことがないし、家でもお餅を食べる習慣はあまり無かった人間です。

そんなワタクシが、お餅を毎日作って、こうしてブログにお餅のこと書いてる。

 

最近は、忘れていた感覚ですけど、なんだか不思議です。

もっと深く考えたり、知識を持ったりするべきなんだろうな、と、たった今チラっと思ってしまった。

 

ただ、作って売ればいいってモンじゃないんだよ。

ただ持っている知識を披露すればいいってモンじゃないんだよ。

 

なんだか、そんな声がどこかから聞こえてきたような気もします。

 

「食べるものは大切にしたい」「飽食の時代」

 

ワタクシの両親の子供の頃は、満足に食べられない時代だった。それを何度も幼い頃聞かされました。

 

親から直接、貧しい体験を聞いているワタクシは、ちゃんとそういうことを伝えていかなくちゃいけない人間なんだよな。

 

なんだか、そんなことを思ってしまいました。