こんにちは。大福の大阪屋 大坂優子です。

先日もあんみつについて書きましたが、今日もまた同じテーマで。

 


 

 

 

あんみつって実を言うとワタクシ、お店でやる前は「器に寒天やらあんこやら果物やらが入った統一感の無さそうな正直ワケのわからない代物」と思っていました。

 

それで、あんみつのことを調べることから始めたわけですが、本当の一番最初は「塩味の赤えんどう豆の煮豆に蜜をかけて食べる」モノだったんです。それは江戸時代のことです。


それに、かんてんを加えて「豆かん」が出来た。寒天は体を適度に冷やしてくれるので、暑い夏の庶民のおやつだったそう。

 

更に色どりの良い果物やお餅を入れて「みつ豆」が出来て。

 

そして更に、あんこを入れて「あんみつ」として売り出したのが東京は銀座にある「若松」。当時、和菓子専門店だったらしく「ウチのこの美味しいあんこを、もっともっと売り出したい!」ということで、あんみつを考え出したそうです。どうやら1930年頃のことのようですが、物凄いくウケたそうです。まあ、他にも説があるようですが。

 


ワタクシのような頭がカタく柔軟性の無い人間は、あんみつというモノが考え出されたってだけでも「スゲーな」と思ってしまうのに、そこにホイップクリームまたはアイスクリーやらが加わって「クリームあんみつ」っていうのが今や当たり前になっている、だなんて、これは本当に超楽しい食べ物だわ〜、と思ってしまいます。

日本人は組み合わせるの、得意ですよね〜。

昨日も書きましたが、あんみつって言ったら東京の下町でしょう、ということでお勉強しに食べ歩きに行きましたが、その時感じたことは「あんみつを始め甘味って、なんだか文化として根づいてるモノなんだなあ」ということ。

何か具体的なエピソードがあったわけじゃないんですが、そういうのを、ひしひしと感じたんです。いや〜、また行きたいですね。
 

 

 

そんなこんなで旅行から帰ってきてから何度か試作するうちに「これだ!」というものが出来上がったんです。

 

 

 

 

赤えんどう豆の味付けは?

かんてんの硬さや大きさは?

フルーツは何を入れようか。
それぞれの具材の量はどの位か。

白蜜か黒蜜か。

美味しそうに見える盛り付けは?

 

そういうのを旅行前も勿論考えながら試作していたんですが、いまいちパっとしなかったのに、帰ってきてからは何だか手ごたえを感じながら作ったというか、スムーズに進んだというか…パっとしたんです。

百聞は一見にしかずってこういうことを言うんでしょうかねぇ。

 

 

 

 

 

 



大阪屋のあんみつ、赤えんどう豆は塩味をわりと効かせています。
かんてんはプリプリっとした硬さ。

大福にも使っているあんこも塩味が効いています。
フルーツはみかん、さくらんぼ、洋ナシです。洋ナシは絶対入れようって思ったんです。
入っている餅系は、お持ち帰りあんみつには求肥(もちろん手作り!だって餅屋ですから)のみ。喫茶室のあんみつには求肥と白玉(ウチの白玉は砂糖などが入っていないのですぐに食べないと固くなります。ですからお持ち帰りのあんみつには白玉入ってません)。
蜜は黒蜜、これももちろん手作り。
とっても可愛い盛り付け!と自負しております。

 


とっても美味しいですよ。ぜひ、食べてみてください。

それにしても食べ歩き旅行、今度はいつ行けるんだろうなぁ...。







 

こんにちは。大福の大阪屋 大坂優子です。

なんかいつも思うんですが、この挨拶、「大」の字が3つもあってウザいですよね!?

どんだけ、ワタクシはデカいんだ、と思いますが気は小さいので常々、大きな心持の人間になりたい、と思っております。

デカいの横幅だけか〜。

 

今日は当店の寒天を使った甘味のお話を書きたいと思います。

 

寒天って体の熱をいい具合にとってくれるんですよ。ご存知でした?

暑い日に寒天を食べると、すーっと涼しくなったりします。

あ、もっと前にこの記事書けば良かったですね!もう大分涼しくなっちゃいましたね!

でも、甘いものって、やっぱりこれからの時期がより美味しく感じられるのではないかな〜と思います。

 

で、ウチの店の、寒天を使った甘味。

以下のものがあります。

 

 

まずは豆かん。黒蜜をかけてお召し上がりいただきます。

これをお好きな方、多いんですよね〜。

 

豆かんです。黒蜜がつきます。黒蜜を一緒に写さなくてスイマセン!

 

 

 

 

そして、あんみつ、みつ豆。

豆かんにあんこ、フルーツ、ぎゅうひなどをのせたもの、と考えるとわかりやすいです。

みつ豆は「あんみつの餡なし」とお考えください。

 

こちらの写真はあんみつ(こしあん。粒あんもあります)喫茶室で提供しているあんみつです!

 

 

 

クリームあんみつ、クリームみつ豆は、アイスクリームを載せています。

抹茶アイスとバニラアイスを載せてますよ〜。

ボリュームがあって喜ばれています!

 

こちらはクリームあんみつの粒あん。もちろんこしあんも出来ます。クリームみつ豆は、これのあんナシです。

 

 

実はワタクシ、喫茶室を始めた時、あんみつはメニューに入れてませんでした。

お恥ずかしい限りですが、甘味処を始めようという人間が、あんみつに馴染みが無く、よく知らなかった。

よく、昔ながらの喫茶店とか食堂みたいなところのメニューにあんみつはありますが、頼んだこともありませんでした。

おしるこは、好きで最初っから当店のメニューにあったんですけどね。

 

そうしたら、お客さまに言われました。「あんみつ無いの?」「ぜひ、あんみつも置いて!」って。

そりゃ、そうですよね。

 

それで、あんみつを始めたワケです。

 

お客さんに言われて慌てて始めたんです。ほんとにもう。

 

でもやっぱり、やるからには中途半端なモノは出せん!ということで、図書館に行ったりネットで検索したりして、あんみつのことを調べることから始めました。甘味処で働いた経験もないですし。

 

で、スーパーマーケットやデパートにあんみつを買いに行ったり、あんみつの置いてそうな店に入って食べてみたりしました。

が、北海道ってあんみつが、あんまりポピュラーなものじゃないんでしょうかね?

いまいちパっと理解できなかったので、当時ひとりで身軽でしたし「よ〜し、東京で市場調査じゃ!」ってことで、食べ歩き旅行に出かけました。(そんな、たいそうな名目で行きましたが夜、友人達と飲んだり、次の日、服飾雑貨を買いあさったりと、何しに行ったんだかわかんない旅行という記憶がありますが…)

 

 

って、さも自分ひとりで調べて行ったように書いてますが、東京に住んでいる友人に、おんぶに抱っこで連れて行ってもらったんですけどね。

本当に「あんみつ、やって!」と言ってくれたお客様と、東京で案内してくれた友人には感謝です。

今じゃ、ワタクシの作るあんみつが世界一ウマイんだぜ!とはばかりなく言っているんですから、本当に皆さんのおかげです。

しかし図々しいっすね〜。(でも、超ウマイのはホント!)

 

 

お持ち帰りあんみつもあります。こちらもこしあん、粒あん あります。

 

 

というわけで、ウチのあんみつのことを書きましたが、あんみつについては、まだ書きたいことが、いっぱいありますので、次回のブログのテーマもこれでいきたいと思います!
 

こんにちは!大福の大阪屋 大坂優子です。

急激に涼しくなりましたね。ホンモノの秋の気配です。

 

考えてみると、パフェなどのアイスクリームものも、あんまり暑いと、そうそう食べる気にならないですよね。

これからの季節の方が甘いデザート等は美味しく感じられるような気がします。

 

 

 

今までの暑さでの疲れを癒してくれるようなスウィーツ、ありますよ。

 

「抹茶と黒蜜のプリン」。

 

時々、不定期でお店に並びます。

 

 

スプーンを入れるとこんな感じ。

 

 

 

画像で伝わりますかねー。すっごい滑らかなんですよ!

 

 

 

 

上白糖を使って作っています。抹茶とすり合わせます。

 

 

 

牛乳と生クリームを合わせて使っています。

 

 

そして卵。卵黄を多めにして作っていますので、濃い目のプリンに仕上がります。

 

 

 

 

多くの場合、カスタードプリンのカラメルソースの部分を黒蜜にしています。

これが、プリンに合うんですよ〜〜。

 

 

そして蒸かします。オーブンの蒸し焼きではなく蒸し器で蒸かして作っています。

だって、大福屋ですから!!

 

どうですか〜?美味しそうでしょ〜?

 

絶対食べてみたい、という時は3日前までにご予約下さい!

では!!

 

 

 

 

 

もうすぐ「こどもの日」。端午の節供ですね。
とくれば「柏餅」です!
はい。柏餅、5月5日まで販売いたします。
ですが、大福等と同じく数には限りがございます。
よろしければ前日午前中に、是非ご予約ください。
その方が確実です。
どうぞよろしくお願い致します。


ところで5月5日の端午の節供というのは江戸時代の頃に確立された行事のようです。
お餅に柏の木の葉っぱを使うのも、この頃から始まったようです。
柏の木というのは日本古来より「葉守の神」(木を守る神)が宿る神聖な木、とされていました。
なぜなら柏の古い葉は、新芽が出るまでは落ちない、という強い生命力を持っているから。
子孫繁栄を願う「端午の節供」にぴったりなので、柏餅は端午の節供に食べられるお菓子、となったようです。

では、なぜ5月5日が端午の節供になったのでしょう?

「端午」というのは、もっともとは「最初の午(うま)の日」という意味です。
大昔、中国から伝わった風習に、5月の最初に午の日に薬草摘みをする、という行事がありました。
この日に採った薬草はとっても効き目があったんですって!

しかも、旧暦の5月というのは盛夏だったので、特に「これから病気が流行しないように」と祈った、ということ。
薬草を浸したお酒を飲んだり、薬草のお風呂に浸かったりして邪気払いをしたんだそうです。

このことを知ったとき「その薬草が、柏の葉っぱだったんだろうか?」と思ってしまいましたが、そうではなく当時は「菖蒲」という薬草を用いていたんだそうです。
「しょうぶ」と読みます。お花の「菖蒲(アヤメ)」とは別物です。
同じ発音の「尚武」という言葉がありますが、この言葉の意味は「武事や軍事を重んじること」。(勝負にも通じるようです)
それで「おぉ!これはなんと武家にふさわしいものじゃ!」(と誰かが言ったかどうかはわかりませんが)と考えられ「最初の午の日」が男の子の節供になっていった、とこういうワケのようでございます。
また、共にヨモギなども摘んで使っていたようです。

まあ、色んな説がありますけどねー。
大昔の中国から始まったものですのでねー。
色々な変化を遂げて、ここまで来たんでしょうねぇ。

男の子の行事ですが「こどもの日」ですので、ワタクシ大坂、たまには娘にちょっとしたおもちゃでも買ってあげようと思っております。
で、ワタクシも5月5日は繁忙期であるゴールデンウイークの最終日。
ということで、頑張って連休の営業を終えることが出来ましたら、夜、薬草のお酒でもグイっと飲んで、カーっと寝る!なんていうのもいいかな〜。
薬草のお酒と言えばアブサン(リキュール。ニガヨモギを原料に使っている。アルコール度数70〜90)かな〜。
でも、ちょっとそれは、やはりキケンですかね〜。

 

こんにちは。
大福の大阪屋 大坂優子です。
今日は桜餅(5月中頃までやってます!)の葉について書きたいと思います。

昨日、「桜餅の葉は、どの種類の桜の葉を使うのでしょう?」という質問がありまして。
ワタクシ恥ずかしながら答えられませんでしたので、調べました。

桜餅の葉は、「オオシマザクラ」という伊豆の温暖で雨の多い気候で育った桜の葉が主に使われています。
桜餅の葉にするために専用に育てられているほど「オオシマザクラ」の葉が適しているそうです。。
育てられている場所は静岡県松崎町。

(写真はウィキペディアより)



この地域で育った桜の葉には、あの独特の魅力的な香りの成分「クマリン」が多く含まれています。
桜餅用の葉は初夏の若いうちに摘み取られるので、とても柔らかくそのまま食べられるのです。

葉の裏に産毛が生えていないのもオオシマザクラの特徴で、こういった理由でこの桜の種類の葉が使われています。
八重桜やソメイヨシノではダメなんですって。


「クマリン」。
気になります。
で、せっかくですので「クマリン」についても調べました。
「クマリン」とは、かの有名な抗酸化物質のポリフェノールに分類される香り成分です。バニラと似た芳香を持ちます。
また、苦く芳香性特有の刺激的な味を有しています。
この香りはリラックス効果を持ち、香料として利用されていますが、日本では肝臓の機能を弱める影響があるとして、香料としての使用は認められていません。
桜餅についている葉っぱを一日に一枚くらい食べるなら問題ないようですが気になるようでしたら、はがして食べるといいかもしれません(ちなみにワタクシは葉の塩けや苦みも気に入っているし本体⦅?⦆とベストマッチングと思っているので、一緒に食べてしまいます)。

しかしながら、クマリンは抗菌効果や抗血液凝固作用、むくみを改善する効果などを持ち、血栓防止薬などにも利用されています。

クマリンは、植物が生きている状態の時は香りを特に感じることはありません。
桜餅は桜の葉を塩漬けにしてつくられますが、この工程でクマリンがわずかに生成され、桜餅の独特の香りが生まれます。
生の葉っぱは香らないんですねえ。

それなのに桜の花がたくさん咲いている場所に行くと桜の葉の塩漬けと同じような香りがします。
しかし花と葉の香り成分は葉とは少々違うようで、アーモンドやバニラなどに含まれる杏仁豆腐のような甘い香り成分、バラの主成分の甘くて深い優雅な香り成分、アニスやフェンネルなどに含まれるマイルドな甘い香り成分などが混ざり合った甘い香り、それが桜花の香りなのです。
花の色々な香り成分が混ざり合ったものと、クマリンの香りが似ているんでしょうね。




この記事を書いていたら、桜の開花が本当に待ち遠しくなってきてしまいました。
満開の桜の樹の下で食べる桜餅。
美味しいだろうなあ。


 



 


Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>

Archive

Selected Entry

Link

Profile

Search

Mobile

qrcode

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM