よくお客様に聞かれるのが「どれが一番美味しいんですか?」という質問です。
はい、全部美味しいのです、と言いたいところですが、お客様はその先のことを聞きたいんですよね。
「お土産にして喜ばれるのは何か?」とか「子供たちが喜ぶのはどれか?」とか。
ですから、まずは「全部美味しいんですけど、一番は草大福ですよ」と多くの場合、お答えしています。

そうなんです。
はっきり申し上げますが一番人気があるのは草大福なんです。



当店では草大福はこしあんと粒あんの両方を作っています。
でも一般的には草大福の餡は粒あんの場合が多いようです。


どうしてなのかワタクシが調べても、未だによくわかりませんがヨモギの強い爽やかな香りのお餅に、粒々の存在感があり小豆の皮の風味も強い粒あんを合わせると納得のいく味わいになるからなんだな、と勝手な解釈をしております。なんだか腑に落ちるんです。
漉し餡のも、もちろん美味しいんです。大阪屋の漉し餡は塩味が少々強めですのし、なめらかな漉し餡とやはりよもぎの爽やかな香りの組み合わせは、また捨て難い味わいとなっております。

よもぎというのは古くから世界各地で薬として使われたり、伝統的な行事などで「魔除け」などに使われたり、と人間の生活に切っても切り離せないものですよね。
草大福を作るとき、熱々のお餅にヨモギを加えていくと、ふわ〜っと周りに香りが広がり、何とも言えない気持ちになります。
なんだか脳にもいいような、体の一つ一つの細胞にも作用するような、そんな効果があるように思えます。アロマの効果ですね。

もちろん、出来上がった草大福を頬ばった瞬間もよもぎがふわ〜っと香ります。
時々自分で草大福を食べてその香りが香ると、「ああ、これはまさに、ワタクシがこれを食べた人に届けたいと思っている幸せのにおいだわ〜」と感じてしまうのです。

なんだかモヤモヤしているとき。ちょっと疲れてしまったとき。
草大福とお茶で一休みしてはいかがでしょうか。
ということで、草大福のお話でした。

 

こんにちは。
大福の大阪屋 大坂優子です。

今日のテーマは「黒豆の蒸かし方」。

先日、大福を買いにいらしたお客様が
「お正月にウチで豆餅を作ろうと思ってやってみたんだけど、上手くいかなかったの。黒豆はどうやったら上手に蒸かせるのかしら?」とおっしゃいました。
その質問の返答を、今日は書きたいと思います。



まずはですね、黒豆の良いものと悪いものを選別するところから始まります。
せっかく上手に蒸かすことが出来ても、「ガリッ」とかいう食感のものが混じっていたら台無しです。
ですので悪いものは、はじきます。


お盆などに広げて一粒一粒見て、虫食いのものなどは取り除いていきます。


選別が終わったら水で洗います。
この時、優しく洗います。
黒豆は繊細ですので、すぐに皮がはがれたり、割れたりしてしまいます。
せっかくの黒豆の良い成分は皮に含まれていますから。(良かったら読んでみてね→以前の記事「黒豆〜やっぱりアンチエイジング〜」

洗ったら、2時間ほど水に浸しておきます。

ただ、2時間というのは、あくまでも目安です。また、もしお家で頻繁に蒸かすことがあるようでしたら、そのうち好みに合った柔らかさなどがわかってきますので1時間という方もいれば3時間という方もいるかもしれません。

数時間、浸しましたら、ざるに上げ蒸かし鍋を用意し、鍋を火にかけます。
水は、がっちり沸騰させます。
ただ、蒸かす時は中火より弱め。(弱火より強め?)くどいようですが、黒豆は繊細ですから。
量にもよりますが1時間ほどかけて蒸かすと良いと思います。

この蒸かし時間も目安です。
途中で豆を食べてみると良いです。
冷ます時の余熱で少々柔らかくなってしまいますし、この柔らかさにも好みがあると思います。



ポイントは黒豆を優しく扱うことです。黒豆、繊細なんです!!
あと、頻繁に蒸かすことがあるようでしたら、黒豆専用の蒸かし布巾を用意するといいです。
黒い色がとれなくなっちゃいますので。漂白を頻繁にすると布巾が痛みますし。

また、このあと黒豆をお餅にどうやって混ぜ込んでいくかは、こちらの記事をお読みください。
     ↓ ↓
くるみ大福の作り方」(※くるみ大福は豆大福と同じように作ります)

おうちで豆餅を作る予定のある方、どうぞお試しください。(あまりいらっしゃらないような気がしますけど)






 

皆様、今日もありがとうございます。
大福の大阪屋 大坂優子です。
もう、12月も10日を過ぎてしまったか〜。
また一つ歳をとるのか〜、来年43歳だぜ、ワタクシ。
気持ちは27歳のままなのにさ〜、と嘆いている場合じゃないですね。
今年の残りの20日ほど、頑張って参りたいと思っております。

そろそろ年末年始のことを考える時期になってきましたよね。
大阪屋では「のし餅」(←詳しくはコチラにあります。是非読んでみて下さいね)のご予約を承っております。


のし餅は一本600グラムで1100円。白、草、豆はもちろんくるみや胡麻も出来ます。
そのままでも勿論美味しいですし、焼いたりお雑煮やお汁粉に入れたり。
日本人で良かった〜、と本当に思います。

ところで、お雑煮。
地域によって、様々な形態があるようです。
汁も味噌仕立ての所もあればおすましの所もあり。
お餅も丸小餅の所もあれば切り角餅の所もある。

ワタクシ、お餅に関する本を読んで知った「香川県では白みそ仕立てのお雑煮の汁にあん餅が入る」という事実に驚いてしまったことがあります。
白みそ仕立ての汁…。
お雑煮のお餅があんこ餅…。
見たことも聞いたことも無かった、その本を読むまでは。

ワタクシの家ではお雑煮の汁はおすましです。
お餅は自分で作った白いのし餅を切って入れます。
「お雑煮にあんこ餅」を知ったのは、大福屋を始めたばかりの頃ですので、もう7〜8年前になりますが、まだ一度も試していません。
でも、せっかくこのブログにこの記事を書きましたし、あんこ餅を作って商売にしている者として試したことがない、というのもどうかと思いましたので来年の年明けには絶対食べてみよう、と思った次第です。

香川県にもいつか行って、みそ仕立てであんこ餅の入った本場のお雑煮、食べてみたいなあ。
皆様のご家庭では、どんなお雑煮を召し上がりますか?

皆様、いつもありがとうございます。
大福の大阪屋 大坂優子です。

12月も、中旬にさしかかってきましたね。
今年も、もうすぐ終わっちゃうのか〜。いやいや、まだ20日以上もあります。
ワタクシなんかは、これからが餅の一番良く出る時期で本番みたいなものですから気合を入れていきたいと思っております・



ところでお餅を作るとき、大量に使う「でんぷん」。
ワタクシどうしても「片栗粉」と言ってしまいます。

片栗粉。今は希少なモノで「片栗粉」として流通してはいますが本当は殆どが「でんぷん」です。

片栗粉は、日本の北東部の原野に自生するユリ科のカタクリの根茎からとれる澱粉であるため片栗粉とよばれています。現在はカタクリの自生が減少したため、性質の似ている馬鈴しょ澱粉を総称して片栗粉とよばれています。

片栗粉の名前の由来は、カタクリの花が「傾いた籠状の花」の意味から「カタカゴ」とよばれ、この「カタカゴ」が「カタコ」→「カタコユリ」→「カタクリ」になった説と

カタクリの葉の形が栗の子葉に似ていることから「片栗」となった説があります。

馬鈴しょ澱粉に変わったのは、明治以降、北海道開拓とともに馬鈴しょ栽培が奨励され、馬鈴しょ澱粉が大量・安価に出荷されたことにより、片栗粉はほとんど馬鈴しょ澱粉によるものに切りかわりました。


カタクリの花  Wikipediaより

以前、そういうこととは知らなかったワタクシ。
業者さんに電話して「片栗粉○キロお願いしま〜す」と注文すると「はい、でんぷんですね」と必ず電話に出た女性が言い直すので「何でこの人いっつも言い直すんだろうな〜」などと思っていましたが、そういうことだったのか!

モノを知らないっていうのは困ったことです。
常に勉強してなくちゃイケマセン!

というワケでカタクリの花が傾いた格好をしているからと言って、ワタクシまで傾いてしまわないよう頑張って参りたいと思います。

皆様、今日もありがとうございます。
大福の大阪屋 大坂優子です。

アンチエイジング。どう思いますか?
抗老化、という意味ですがワタクシ大坂、老化がどうだとかより「日本人なんだからアンチエイジングじゃなくて抗老化でいいんじゃないのかねえ」などと思ってしまいます。
どうも横文字が羅列した文章を読むとしっくりこないというか…。
まあ、自分でも便利だから使っちゃうんですけどねー。

などど横文字について語っていますが今日は胡麻はアンチエイジングに有効な食べ物ですよ、ということを書こうと思っていたのでした。
ゴマリグナン、胡麻に含まれている抗酸化物質です。セサミンなどはゴマリグナンの一種です。
これが活性酸素の増加を抑制させる働きがあるそうで、ガンの予防にもいいそうです。

さらにゴマリグナンは、悪玉コレステロールをブロックする働きを持っています。ごま油に含まれる脂肪酸であるリノール酸を併せて摂ることができれば、コレステロールを溶かしてしまうことも可能です。

またゴマリグナンは肝機能を整えてくれます。そのため、アルコールの分解を促進する作用を持っています。お酒を飲む前に摂取しておくと、悪酔いや二日酔いの予防にもなるでしょう。

なんかいいことばっかりですねー。
でも粒のままだと栄養素が摂取されにくいので擦ったり練ったりして食べたほうがいいそうです。
そこで、大阪屋のごま大福をオススメできるわけです。

写真は手前がくるみ大福、おくがごま大福。いずれも冷凍保存したもの。焼いて食べるんです!

なんだか、ただの売り込みになってしまいましたが胡麻大福のごまあんには黒練り胡麻が、お餅の部分には白練り胡麻が混ぜ込まれていますのでゴマリグナンの摂取に最適ですよ〜。
こっくりとした味わいで疲れも取れるような気がします。
 


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